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微生物学的検査
一般細菌検査
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塗抹鏡検 |
採取された検体をスライドガラスに塗抹しグラム染色を行い鏡検します。細菌の有無・色・形態を観察します。 グラム陽性菌・陰性菌・球菌・桿菌・炎症細胞をしらべます。
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培養同定 |
検体を寒天培地に塗抹し1〜2日培養を行うと菌が発育しコロニーが形成されます。 そのコロニーを分離し形態学的観察、生物学的性状等を調べ同定します。
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薬剤感受性(微量液体希釈法) |
検出された菌に対して有効な抗菌薬を選択するため、薬剤感受性を行います。
自動機器(シーメンスWalk Away)を用いて多種類の抗菌薬がセットされたパネルでCLSIの基準に準じ判定します
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抗酸菌検査
抗酸菌塗抹鏡検 |
検体材料を均一化に処理をし遠心機にかけます。(集菌法) その沈渣をスライドガラスに塗抹しアクリジンオレンジで蛍光染色し蛍光顕微鏡で抗酸菌の有無をしらべます。 報告は、+−(実数)、1+、2+、3+です。。
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抗酸菌分離培養 |
検査材料を均一化などの前処理をした検体を、固形(小川)培地に接種します。37℃のふ卵器で培養します。
毎週観察し、菌が認められれば「陽性」として報告します。また最終報告まで8週間培養しますので、4週間で中間報告いたします。
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